2011/05/22

キレのある出汁  「風庵」

沖縄は八重瀬のそば処「風庵」。

わたしの周りに山ほどファンがいて
みんなやかましいほどの惚れ様だもんで、
わたしが今更説明するのが恥ずかしくなる

美味く、美しく、風情があり、しなやかな沖縄そばの店。

みんなの話や逐一レポートしてくれちゃうツイートを
いつもうらめしく見ていたので、
(しかもみんな写真はプロの腕前)
店主のこと、もちろんそばのこと、艶やかなぜんざいのことから
器、一輪挿しがどこに置かれてるか まで
もうなんだか色々と知っていた。

でもね、でもよ、今回初めておじゃまして
ワタシはたっぷり感動しました。

















 
by HARU


ひと皿目、淡い桜色した焼きの器で
ほんの2、3口分の出汁だけが供された瞬間、
あらら、これは何か始まっちゃうわ と気が引き締まった。
透明度が高い黄金色が、ふわ~っと湯気を上げて誘うので
器を口に運び、ひと口。
手には温められた器の感触、鼻と舌には濃厚な出汁の旨み。
ノックアウトされました。

旨み、甘み、塩気、こく、香り・・
このバランスがピシッととれた、濃厚に“キレ”のある出汁でした。

食のページを担当していた編集者時代、
多くの料理人さんを取材した中で
記憶に残る“キレ”を味で教えてくれたのはほんの数名でした。
その記憶がぱっと戻るほどに、じんわり感動したのでした・・・。

その後、
そば(削り節を添えて香り満開)、
炙りソーキ(脂を落として、まるで味噌漬けのような旨み凝縮)
漬物 (さっぱりの酸味、塩気に、色彩の美しさったら!)
ぜんざい(黒糖でしっとり炊かれたみずみずしい小豆に、ねっとりツルンのかぼちゃ餡)
……と、ただただ黙って幸せを味わった。

(食べるのに集中していて写真は撮れず。
詳しくは、風庵を愛してやまないこの方あの方のblogをご参照)


ごはん時によくしゃべる相方と私、完全に無言。
彼はこれまで散々食べているのに、無言。
















ちゃんと口を聞いたのは、食後の深煎り珈琲をいただいた時ぐらいからかも。

なにを今頃熱く語っているのかって言われそうだけど、
感動したんだもの、しかたない。

美味しいのはもちろんだけれど、
器を愛でながらの楽しみがある、まるで茶の湯の世界。

紅生姜とこーれーぐすをドバっとかけて
ズルズル~ッ ザハザバーッとたいらげるそばとは違う
絶品沖縄そばを、わたしは初めていただきました!

店主のだんさん、“ご馳走”さまでした☆





柿渋で塗りなおされたばかりの引き戸。
庭の緑に囲まれて、風情があります。

2 件のコメント:

  1. この素晴らしい扉と共にぃ~
    日々愉しい出逢いを愉しんでますYO(笑)
    また遊びに来てください
    ハルさんを迎えるように 心待ちにしてますネ☆

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  2. >だんさん
    いい香りをぷんぷん放って
    素敵な出逢いをたくさん呼んでくださいね。^-^
    またおじゃましますYO~っ☆

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