2011/06/15

ありがとう

























海、森、太陽、大地。
大きな自然の上で生きてるいろんな命。

生まれて、育ち、姿変わりゆく
その命 ありがとう。

がんばれ。がんばる。がんばった。
すべての命に、今日もありがとう。


東日本、日本、そして地球の彩生に祈りをこめて。





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この夏、明治神宮で「海森彩生 写真展」 が開催されます。
<東日本大震災 復興への祈りをこめた写真展>
http://umimori.com/

会  期 / 7月9日(土)~9月25日(日)
開館時間 / 9:00-16:30 火曜日は16:00閉館
     (入館は閉館の30分前まで)
会  場 / 明治神宮文化館宝物展示室
施設維持協力金 / 500円
主  催 / 海森彩生写真展実行委員会
特別協力 / 明治神宮
企画協力 / Island Gallery

2011/06/09





















自分がもってるものって、命だけ。

世間的に人と比べて長いか短いかはわからないけれど、
奇跡的にこの世に生まれて いまあるこの命を
さて、どうやって活かしきろうかな。

って、頭で考えながら、

何はともあれ、腹の底から湧き上がる愉しみを
1秒でも多く味わっていきたい。
それを大切にしていきたい。

それが自分の器からあふれ始めたとき、
誰かに喜んでもらえたり役に立てたりするんじゃないかな。
すべては結果。

まっすぐ愉しんでこう。

そんなことを改めて考えていた一日でした。

2011/06/04

これ、欲しかった!

パウダーブラシ。





















いわゆる、ただのフェイスブラシじゃなくて、
スティック部分にパウダーをインできるブラシ。

普段ナチュラルメイクだから、
外でファンデをこまめに塗りなおすような
メイク直しはしないけど、
仕事にがっつり集中した後とか人に会う前に
脂浮きをケアしてパウダーで仕上げるぐらいのことは
めんどくさがりの私も普通にやる。


でも。でも。パウダーとブラシを持ち歩く、
そのポーチのボリュームがいやだった。
荷物が大きいのはちょっと憂鬱。
身軽がいちばん。
なんなら、手ぶらがいちばん と思ってる。

で、今年商品化されたこのブラシ(☆-☆)
ルースパウダーだけでなくて、チークも、
ケースに残ったパウダーファンデも
ガリガリ削ってこれに入れて、ミルを回せば出来上がり。
ムダなく最後まで使えてハッピー。

これ、ほんっと欲しかった!
マルチパーフェクト ブラシ。
http://www.e-cocoma.com/products/detail.php?product_id=367

いつもなんだか肌がピッカって光っちゃってるわたし。
これを買ってから外でパウダーを使う回数が増えた。
(それでもピッカだけど)

見る友達がみんな欲しがるから
今日も3本注文した。
いつもありがとうの気持ちのデイリープレゼントにしよ☆

しびれた。宝山

6月になりました。
今月は、引越し祭り。
家も、事務所もお引越し。
梅雨明けと同時に、新生活スタートの予定☆
ふふ。














事務所の本棚を整理していて、久しぶりに
前の仕事で使っていた資料本たちを手にとった。
大量にあった本をこれまでも何度も整理して、
手元に残っているものたちだから、今回の引越しでも手放す気にはならず
次の事務所にも持っていくことに。

いまの私が読んだら、昔とまったく違うキーワードを拾うにちがいない。
ジャンルやアプローチは違っても本質を語っている本は、
そう思わせる奥行きがあって懐がおおきいなぁ。

で、これは手放してたまるかと思ったのが
鹿児島・西酒造が作った「宝山」のコンセプトブック。






















まぁもう、酒呑みならおなじみの本格焼酎
「富乃宝山」なんかの宝山シリーズとか 「天使の誘惑」とかね。
この蔵元の 西酒造さんが作った“メッセージ本”といえばいいかな・・。

私は直接西酒造さんにうかがったことはなく、
昔、友達の料理人さんにお願いして、いただいたもの。

この中に書いてある言葉が、
改めて心に染みこんだ。















「狩猟は、今を手にとる。 農耕は、未来を感じとる。」















「命にふれることは、命だけに許される」



「天から降る雨、人から流れる汗が染みこんだ
豊かな大地から、旨さは生まれてくる。
焼酎を造ることは、農業なんだ。」

「効率を求める歴史の中で
埋もれていった芋もある。
しかし、大地の生命力が宿る芋には
どんな品種にも人を酔わせる
持ち味があるはず。そう信じ、
ひとつひとつ、芋を掘りおこす。」

「神のルールブックを知る人たちとつくる。 宝山。」


ひと文字ひと文字に心が奮える。
言葉が想いで満タンなかんじ。
しびれた。

職人は日本の宝。
いつまでも彼らがいい仕事ができる
豊かな自然が、守られますように。

2011/05/25

みずみずしく美しく

真花園さんのカーネーションが届いて、
いま家じゅう、色鮮やか色とりどり☆

んはぁーーーーー、きれい!
なんてみずみずしいの、花びらしっとりなの(☆▽☆)

はぁ~~ しあわせ。いい香り。









































このベージュピンクの香りは
とっても華やか。





















水分たっぷり、
ずっしり重いよ♪




カーネーションにこんなに種類があって、
アンティークピンクとか青みのある華やかなピンクとか
絶妙な色味があって、こんなお洒落な花ってこと
初めて気づいてしまった。

美しいねぇ・・・・、花って。
土と太陽と水と作り手の愛情で、この形、この色。
そして人を喜ばせてくれる。

はぁ~ きれい、しあわせ☆
仕事場の仲間にもあげましょ♪

真花園さん、寅さん、すてきなカーネプレッション、ありがとうございます。
汗水たらして摘んでくれたハル&カズちゃん、愛してるよー☆

自然の音だけ  「海坐」

わたしがこの世でいちばんリラックスできる場所かも・・・
って言える愛する宿。

南部の海を眼下に、
茂る濃い緑に囲まれて
聞こえるのは鳥の声、虫の声だけ。

あったかくて楽しいオーナーご夫妻、
いつでも木の香りに包まれてる廊下、縁側、部屋のつくり・・・
好きなところは山ほどあるけれど
思い出すだけでしあわせ気分が膨らみすぎて文字が追いつかない。

わたしの帰る場所、「海坐」。

































  by HARU


誕生日には早かったけど、相方のお祝いも一緒にしてくれた。
ケーキだけかと思ったら、ダイニングの明かりが消され、
バースデ~ソング♪とともに私にパスされたクラッカー(笑)
さらにはくす球も登場。

さとみさん、おとうさん、いつも幸せな時間を
ありがとうございます☆ 

今日 ありがとう。



忘れたくないな、この空の色。

今日をたいせつに生きることはできたかな。

愛する人たちに、この環境に、すべてに ありがとう☆

2011/05/22

キレのある出汁  「風庵」

沖縄は八重瀬のそば処「風庵」。

わたしの周りに山ほどファンがいて
みんなやかましいほどの惚れ様だもんで、
わたしが今更説明するのが恥ずかしくなる

美味く、美しく、風情があり、しなやかな沖縄そばの店。

みんなの話や逐一レポートしてくれちゃうツイートを
いつもうらめしく見ていたので、
(しかもみんな写真はプロの腕前)
店主のこと、もちろんそばのこと、艶やかなぜんざいのことから
器、一輪挿しがどこに置かれてるか まで
もうなんだか色々と知っていた。

でもね、でもよ、今回初めておじゃまして
ワタシはたっぷり感動しました。

















 
by HARU


ひと皿目、淡い桜色した焼きの器で
ほんの2、3口分の出汁だけが供された瞬間、
あらら、これは何か始まっちゃうわ と気が引き締まった。
透明度が高い黄金色が、ふわ~っと湯気を上げて誘うので
器を口に運び、ひと口。
手には温められた器の感触、鼻と舌には濃厚な出汁の旨み。
ノックアウトされました。

旨み、甘み、塩気、こく、香り・・
このバランスがピシッととれた、濃厚に“キレ”のある出汁でした。

食のページを担当していた編集者時代、
多くの料理人さんを取材した中で
記憶に残る“キレ”を味で教えてくれたのはほんの数名でした。
その記憶がぱっと戻るほどに、じんわり感動したのでした・・・。

その後、
そば(削り節を添えて香り満開)、
炙りソーキ(脂を落として、まるで味噌漬けのような旨み凝縮)
漬物 (さっぱりの酸味、塩気に、色彩の美しさったら!)
ぜんざい(黒糖でしっとり炊かれたみずみずしい小豆に、ねっとりツルンのかぼちゃ餡)
……と、ただただ黙って幸せを味わった。

(食べるのに集中していて写真は撮れず。
詳しくは、風庵を愛してやまないこの方あの方のblogをご参照)


ごはん時によくしゃべる相方と私、完全に無言。
彼はこれまで散々食べているのに、無言。
















ちゃんと口を聞いたのは、食後の深煎り珈琲をいただいた時ぐらいからかも。

なにを今頃熱く語っているのかって言われそうだけど、
感動したんだもの、しかたない。

美味しいのはもちろんだけれど、
器を愛でながらの楽しみがある、まるで茶の湯の世界。

紅生姜とこーれーぐすをドバっとかけて
ズルズル~ッ ザハザバーッとたいらげるそばとは違う
絶品沖縄そばを、わたしは初めていただきました!

店主のだんさん、“ご馳走”さまでした☆





柿渋で塗りなおされたばかりの引き戸。
庭の緑に囲まれて、風情があります。

2011/05/20

首里のオオアカギさん

blog、引っ越して心機一転。
さ、はじめましょ。

沖縄の旅の記憶をいくつか☆


今回の沖縄は、相方の、誕生日おめでとう わっしょいツアーが
メインのテーマだったけれど、
もうひとつの目的が、沖縄の森・やんばるの森に入ること。

そして、首里のオオアカギさんに会いに行くことだった。























                                photo by HARU


病気で自分の体と細胞レベルで向き合った経験と、
森林療法の勉強で森に入る場数を踏むうちに
自然の声がなんとなく聞こえるようになってきて、
時々むしょうに “木” に会いたくなるんだけど。

それが、今回はこのオオアカギだった。
会ったことも詳しく調べたこともなかったけど、
なぜか会いたかった。

首里城へ続く急で細い石畳を
最近お腹が丸まりぎみの相方と
ヒーフーいいながら向かう。

茂みの奥、木の前に立ったら 空気が変わった。
その空気を感じる体も変わった。
ふぅーっ と力が抜けて肩がストンと落ちて、勝手に涙。

樹齢300年近い大木。 300歳。大先輩。
人間だったら会えない歳。

母性的なとってもやさしい気に包まれながら
手を合わせてしばらく過ごした。

沖縄の自然はいのちが濃ゆくて、色んなメッセージをくれた。
ゆっくりじっくり消化していこう。
























ガジャン(琉球蚊)に刺されたところがかっっゆい!